クリスマス市 コルマールとストラスブール
2013-12-09


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(コルマールの街並み)

ドイツ、フランスのクリスマス市を巡る旅の4日目、今日からフランス国内です。
とは言っても夕べ着いたストラスブールを含むアルザス地方は、ドイツとフランスの国境地帯のため、昔から両国の間で取った取られたの歴史が繰り返されたそうで、今はフランスに属していますが、ドイツ文化に強い影響を受けています。それでフランスでは珍しいクリスマス市をやっているみたいです。
おかげでフランス国内やイタリアから観光客がワンサカ押し寄せていて、賑わいはドイツ以上の様に思います。

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今日は朝まずストラスブール駅から列車でコルマール駅を目指しました。パリでPERに乗った経験はあるものの、本格的なフランス国鉄は初めて、うまくキップが買えるか、ちゃんと間違いない列車に乗れるかドキドキでした。幸いキップ売り場のお兄さんは英語が堪能で、普通の往復キップよりだいぶ安いグループ周遊キップを勧めてくれたり、何番線から出る列車か教えてくれたり、親切で助かりました。
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だいたい、私は昔第二外国語でドイツ語を、Ushiさんはフランス語を習ったはずなのに、二人とも英語以外は全然だめで、情けない状態です。真面目にやっとけば良かったぁ。後悔先に立たずですね。

せ ストラスブールから列車で南へ30分。コルマールは第二次大戦の戦火から奇跡的に逃れて、中世の街並みが残ったことでたくさんのの観光客が訪れる街です。宮崎駿監督のハウルの動く城の舞台になって、最近日本人にも人気なんだそうです。じつは私もネットでアルザスの下調べをしていて初めて知って、写真で見た美しい風景に惹かれてどうしても訪ねてみたくなりました。

コルマール駅から立派なお屋敷の並ぶ広い道路沿いに歩くこと15分、ちょっと脇道に入るとタイムスリップしたような古くて可愛い街並みがはじまりました。まるでテーマパークの中に紛れ込んだような不思議な風景がどこまでも続きます。
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    (1537年建築のブフィスタの家)

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   (コルマールにクリスマス市)

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    (プチ・ベニス)

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そんな街並みの中で、ドイツと比べたらこじんまりとしたクリスマス市が開かれていて、でも街並みととても良くマッチしていました。残念ながら売っていたものはどこかで見たものばかりで、目ぼしい小物は見つかりませんでした。その代わり、1537年建設のブフィスタの家の近くの雑貨屋さんに飾られていたクリスマスの飾り物に魅せられて、二人で悩んだ末、高くて売り物は無理でも店に置いてみることにしまいました。

昼過ぎまでコルマール散策をしてから再び列車でストラスブールに戻って、今度はストラスブールの街散策とクリスマス市を覗いて回りました。
  今日は日曜だった為か、ストラスブールにクリスマス市はどこに行ってみてもスンゴイ人並み。でもドイツのクリスマス市と違って、クリスマス用品を売っている店は少しで、ホットワインを売る店がたくさん見受けられました。おもしろいことに、ドイツではやたらにあったソーセージ屋さんが陰を潜めて、代わりにパウンドケーキの様なお菓子や、クッキーの店が目立ちました。フランス人は屋台の買い食いで夕食を済ます人が少ないのですかね?
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