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題名　　　：　かぞえうたのほん
作　　　　 ：　岸田　衿子
絵　　　　 ：　スズキ　コージ
発行所　 ：　福音館書店

　今回ご紹介絵本はひたすらナンセンスな創作数え歌の連発なのですが、軽いジャブも数が当たると効いてきます。スズキコージさんの不思議で怪しい絵とのマッチングもばっちりで、きっと子供さんには大うけしますね。


　最初はすうじさがしかぞえうた

　　　いちばで　いぬが
　　　にわとり　にらんだ

　　　さんま　さかだち
　　　しか　しらんぷり

　　　ごきげん　ごりらに
　　　おどろく　ろばのこ

　　 　　　ななほしてんとう
　　　はちに　はらはら

　　　くま　くたびれて
　　　じゅうすを　のんだ

　クマもジュース飲むんだ。。。


　続いていーいーいーかぞえうた

　　　いっちゃん　いじわる　いーいーいー
　　　にーちゃん　にかいで　にやにやにや

　と、言う感じでナンセンスなでもリズミカルなフレーズが続きます。


　わたしが好きなのは、ききたいかぞえうた

　　　ひとつ　ひよこは　ひっくりかえる？　（なんで？） �禺画像] 　　　みっつ　みみずに　みみはある？　（無いと　思うよ。。。） �禺画像]
　　　 　　　いつつ　いのしし　いがわるいかな？　（なんかやさぐれてる） 　　　�禺画像]
　　　ななつ　なきうさぎは　なみだでる？　（全然かわいくないナキウサギだねぇ） �禺画像]


　最初に文章を追って、次に絵を見返して、もう一度文書と絵と流れを楽しんで、少なくとも3回読み返しちゃう絵本です。