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題名 : すてきなあまやどり
作 : バレリー ゴルバチョフ
訳 : なかがわちひろ
発行所 : 徳間書店
梅雨です。雨の日ばかりでうっとうしいですね。。。と、言いたいところですが、東京地方はまだそれほど降っていないような。大丈夫かな、梅雨。
今回ご紹介する絵本はあまやどりのお話しです。とってもかわいい動物たちが登場する、絵もお話しも優しい絵本で、小さなお子さんはもちろん、最近ギスギス気味の大人にも読んで欲しい作品です。
ある日、ヤギくんとブタくんが暮らす家に、ブタくんがずぶぬれで帰ってきました。
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びっくりしたヤギくんが聞きます。
「おや ブタくん、 ずぶぬれじゃないか。 どうしたんだい? ははあ、 わかった。 まきばに はなを つみに いって あめに ふられたね。」
「どうして 木の したで あまやどりを しなかったんだい?」
「したよ」、とブタくん。
「それなら なんで ぬれたのさ?」とヤギくん。
ブタくんの言うことには。。。
木の下でブタくんがあまやどりをしていると、小さなネズミが1匹、「あまやどりさせて」と入ってきたそうです。
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それから、そこへハリネズミが2匹飛び込んできて、続いてバッファロー3匹も入ってきました。
(ん? これはもしかして、あのパターン?)
そのあとから、ヒョウが4匹やってきて、そのまたあとからライオンが5ひき。
禺画像] (ちょっと待って!なんで牧場にヒョウとライオン。サバンナか!)
またまたあとからゴリラが6匹、ワニが7匹、木の下めがけて駆けて来たのだそうです。
(ゴリラとワニって。。。 もう勝手にして!)
さあ、もうお分かりですね。
子供たちのだーい好きな繰り返しと、ページをめくる度にあり得ない状況がこれでもかと重なっていく、必笑のパターンです。
この後いったいどんな動物が「いーれーてー」とやって来たしょう。
ヒント、かなり重量級のベストスリーですよぉ。
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展開の読めたお話ですが、はやとちりは禁物。ブタくんがずぶぬれになった本当の訳は、実はちょっと予想外なんですよ。
そして、かしこいおとなのみなさーん、計算して。
最終的に木の下にはいったい何匹の動物がひしめいたのでしょう?
ここ、試験に出るから。
わかちあうって、素敵ですね。
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