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題名 : ヨクネルとひな
文 : LEE
絵 : 酒井 駒子
発行所 : ブロンズ新社
先月発行されたばかりの酒井駒子さんが絵を担当された絵本最新作です。物語の作者は本作が作家デビューというLEEさん。最初から酒井さんの絵をイメージして創作したお話ではないかと思うほどピッタリかみ合っています。酒井駒子さんファンの私としては是非多くの方に知っていただきたい絵本です。
ある日ひなちゃんという女の子の家の玄関で"みぃ〜い みぃ〜い"と鳴く声がしました。
ひなちゃんとおかあさんがドアを開けると、ぼそぼそでやせっぽちの子猫が鳴いていました。
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子猫の近くで、お母さん猫と他の二匹の子猫が、心配そうにその子猫を見守っています。そしてお母さん猫が"にゃぁぁぁ〜"と鳴いておじぎをして、ひなちゃんに”このこをよろしくおねがいします”と言っているようでした。
そんな様子を見ていたひなちゃんのお母さんが「わかりました。せきにんをもってあずかりますから、いつでもあいにきてくださいね」と応えると、お母さん猫は2匹の子猫だけを連れて行ってしまいました。
ひなちゃんは最初、ぼろぼろで眼が病気みたいで死にそうな子猫が気落ち悪くて、飼ってあげるのは嫌でした。
けれどもタオルとガーゼでお母さんが子猫を拭いてあげると、子猫は目を開けて、青い大きな眼でひなちゃんを見つめました。
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最初は子猫が好きになれなかったひなちゃんですが、だっこしたり、ミルクをあげたり、名前を考えたりしている間にとてもうれしくなってきました。
おかあさんが買物に出かけて、子猫と二人で留守番になったので、さっき子猫が寝ていた棚の下の様子を見に行くと、あれっ!子猫がいません。
家の中をあちこち探したのに、子猫は見つかりません。だんだんあせるひなちゃん。
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もしかすると、お母さんが出かける時、開いたドアから外に出て行ってしまったのかも。。。 迷子になっていたら大変です。
ひなちゃんは自分が迷子になった時のことを思い出して泣き出しそうになりました。
せっかく好きになりかけたのに、いなくなってしまった子猫。ひなちゃん一人で探し出すことができるのでしょうか?
お母さん猫が子猫をヒトに託しに来る、母猫の気持ちを想うと泣けてきます。「責任を持って預かります」と応えたひなちゃんのお母さん、かっこいいです。そして酒井さんの絵、馬杉(うま過ぎ)! お話は始まったばかりですが、個人的にはLEEさん酒井さんのコンビでこの子猫とひなちゃんの成長のお話を続けてほしいなぁと勝手に待ち望んでしまいました。
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