寛容力?
2016-04-06


夕べ遅くスマホに転送されてきた勤務先アドレスのメール。
 数時間前まで机を並べていたバイト君の突然の退職を告げる連絡でした。

 この若いバイト君。前職でつまずいて、しばらく引きこもっていたらしいと以前同僚から耳打ちされましたが、確かにちょっと対人が苦手で表情に乏しい。常識もあまりないし、感情が不安定。要するに不思議ちゃんでした。

 いろいろ困ったところはありましたが、それでもそういう事情も把握した上で雇ったはず。

 私としては対人が苦手なのに、一生懸命周りとうまくやろうとしていたり、任された仕事は不器用ながら頑張っている姿を見て、少しずつ変わってきたなと評価していたのですが。。。

 バイト君と主に組んで仕事を教えていた数名の若い同僚たちには物足りなかったようで、折に触れて気を付けて欲しい点、直してほしい点をちょっと厳しめに指導していたようです。

 その同僚たちはバイト君を味噌っかす扱いしないで、ちゃんとした社会人にしようと言いたくないことも言ってくれていたのだと思いますが。。。もう少し待てなかったのかなぁ?

 なんか残念です。
 やめると知っていたら、ご苦労様でしたの一言かけてやりたかったのに。

 結果的にバイト君を追い出してしまった若い同僚たち。
 気が付けば独身だったり、子育ての経験が浅かったり。
 まだ人に対していい意味の諦め、受け入れの経験が少なかったのかもしれません。
 言葉が適切かどうかわかりませんが、寛容力みたいなものが育っていないのかな?

 根性の座った強い人ばかりの集団が理想かというと、4番を並べて勝てないどこかの球団と同じで、決して健全な構成ではないでしょう。

 少し落ち着いたらそのあたり、若い同僚たちと話し合ってみたいなぁ。
[雑感]

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